人気ゲーム「逆転裁判」を三池監督が映画化 成宮寛貴が弁護士に
2011年5月27日 05:01
[映画.com ニュース] 累計販売本数410万本を誇る人気ゲーム「逆転裁判」が、三池崇史監督のメガホンによって実写映画化されることになった。主人公の新人弁護士・成歩堂龍一に扮するのは、成宮寛貴。三池監督とは初タッグだといい「黙っていると怖いという印象でしたが、子どもみたいにやんちゃな部分をお持ちなので、何が出てくるのかわからずワクワクしています」と撮影の順調ぶりをうかがわせた。
2001年のゲームボーイアドバンス版の発売以来、ニンテンドーDS、Wiiなどさまざまなゲーム機用ソフトとしてシリーズ化されてきた「逆転裁判」。法廷ドラマのブームをつくった先駆け的な存在だが、08年には東京フィルハーモニー交響楽団と連携したオーケストラコンサートや、09年に始まった宝塚歌劇団での上演など幅広い層に支持されている。
弁護士役に初挑戦となる成宮は、「専門用語が多くて苦労していますが、朝は鳥とともに起き出して早くから撮影を頑張っています。ゲームのまんまのキャラクターになっているので、ぜひ楽しみにしていてください!」とコメントを寄せた。成歩堂の最大のライバルである天才若手検事・御剣怜侍を演じるのは、「三池監督と聞き胸が踊った」という斎藤工。また、人一倍強い正義感をもつ成歩堂を助ける霊媒師・綾里真宵を桐谷美玲が演じる。
舞台はパラレルワールド上の日本で、凶悪犯罪の増加に対応し、弁護士と検事が公開法廷で直接対決を繰り広げる新システム「序審法廷」が採用されているという設定。3日以内に被告人の有罪、無罪を先行決定する制度のため、地道な証拠収集や緻密な科学捜査よりもスピードが最優先される。そのため弁護士と検事は、限られた時間内で裁判と捜査を同時に進行。罪を着せられた依頼人の無実を勝ち取るため、ウソや矛盾を探し出して真犯人を暴く過程がスピーディに描かれる。
法廷シーンは単調になりがちだが、同作では東映京都撮影所に巨大法廷を設置し、CGやVFXもふんだんに活用する。ゲームを象徴する「異議あり!」「くらえ!」など、印象的なセリフとともに、アトラクティブな法廷バトルシーンを再現。6月下旬にクランクアップ予定だ。
「逆転裁判」は、2012年初春に全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

ヤバい映画みつけましたよ
【いた…凄まじくクレイジーな監督が…!】壮大VFXの映画をほぼ1人で製作、撮影に7年、完成に12年…
提供:Henge

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

男は、若年性認知症だった。
シングルマザーの女性。男が家までつけてきた…しかし彼女はその男に惹かれる。予想外の感動作。
提供:セテラ・インターナショナル