人気コメディアンのラッセル・ブランドが成田で入国拒否
2011年5月24日 18:02
[映画.com ニュース] 英人気コメディ俳優のラッセル・ブランドが日本への入国を拒否され、退去処分になったとハフィントンポストが報じた。
エキセントリックな言動が特徴のブランドは、「寝取られ男のラブ♂バカンス」への出演をきっかけに、映画界に進出。今年はダドリー・ムーア主演のロマンティック・コメディ「ミスター・アーサー」のリメイク「アーサー(原題)」で主演するなど、人気上昇中だ。
米人気歌手のケイティ・ペリーと昨年結婚し、今回は妻のジャパンツアーに同行するために来日。しかし、成田空港の入国管理局では10年前の前科を理由に足止めをくらい、そのまま強制送還となった。理由は明らかにされていないが、ブランドにはドラッグ依存の過去がある。
ただ、コメディアンらしく、入国管理局で勾留されている間もTwitterで笑いを振りまいた。「日本での監禁からの脱出を試みている。箸でトンネルを掘るのはホントに骨が折れるぜ」「ストックホルム症候群(被害者が犯人と時間と場所を共有することで、好意を抱くこと)になり始めている。看守に寿司を食べにいかないかとデートに誘ってしまった。彼はくすくす笑ってくれたよ」
なお、妻のペリーは夫の強制送還騒動に動揺する胸のうちをTwitterで明らかにしたが、そのまま日本でのツアーを行っている。