ブラピ、カンヌでT・マリック監督最新作を熱く語る
2011年5月17日 13:16

マリック監督の5本目の映画となる本作は、1950年代なかばの米テキサスの田舎町が舞台。幸せな生活を送っていたオブライエン夫妻だったが、長男ジャックは、信仰にあつく男が成功するためには「力」が必要だと説く厳格な父と、子どもたちに深い愛情を注ぐ優しい母との間で葛藤(かっとう)する日々を送っていた。やがて大人になって成功したジャックは、自分の人生や生き方の根源となった少年時代に思いをはせる……。ピットが厳格な父親に扮し、成長したジャックをショーン・ペンが演じる。

本作のプロデューサーも務めるピットは、「自分が手がけなければならない」と熱い思いで4年前から製作に携わった。「この映画が描いている永遠の命題についてスタッフ、キャストと一緒に考えてみた。子どもたちは厳格な自然である父と恵みと愛の象徴である母との間で揺れながら成長していく。この映画はなぜ、何のためにこの世に生まれて、そして死んで、一体どこに行くのかを描いた作品だ」と説明。映画で描かれている家族について「自分の少年時代と少し似ている。脚本を読んだとき、自分が幼かったころを思い出した。(自分の父親も)あそこまで厳格ではなかったが、どこか似ているところがあった」と明かした。
また、公式の場に現れないことで有名なマリック監督については「とても優しい人で、1日中よく笑っている。トイレにも行くよ(笑)。毎日喜びを見出して、キャラクターをいとしみ、とてもリスペクトしてくれる」とその人柄について語った。チャステインは「もともとテレンス・マリック監督のファンだったので、(この映画に出演することができて)とてもうれしかった。監督とは撮影の約3カ月前から役作りの相談をしました。そこで、前もって出来上がりを計算するような演技プランを立てるのではなく、瞬間、瞬間をとらえるアプローチを学びました」と満足げに話した。
「ツリー・オブ・ライフ」は8月12日から全国で公開。
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