「ゴッドファーザー」前日談が新たに小説化
2011年5月6日 19:07
[映画.com ニュース] フランシス・フォード・コッポラ監督の傑作「ゴッドファーザー」(1972)の前日談が、原作者マリオ・プーゾの未発表の脚本をもとに、新たに小説化されることがわかった。
米Moviefoneによれば、12年6月に米出版社グランド・セントラル・パブリッシングから刊行される新作小説のタイトルは、「ザ・ファミリー・コルレオーネ(The Family Corleone)」。プーゾは99年に死去したが、未発表の脚本があり、それをもとに米作家エドワード・ファルコが執筆したもので、遺族も内容には太鼓判を押している。ちなみにファルコは、女優イーディ・ファルコの叔父にあたる。
内容は、大恐慌下のアメリカを舞台に、映画でマーロン・ブランドが演じたビトー・コルレオーネが、マフィアのドンとして権力を手に入れるまでを描く。なお、その一部は、ロバート・デ・ニーロが若き日のビトーに扮した「ゴッドファーザー PART II」(74)でも描かれている。