藤岡弘、「ももいろクローバーZ」に挟まれデレデレ
2011年5月2日 18:53
[映画.com ニュース] ヒーローを描いた小説を対象にした「E★エブリスタ×角川コンテンツゲート ヒーロー小説大賞」の受賞作品が決定し5月2日、都内で授賞式が開催された。特別審査員である俳優の藤岡弘、とアイドルグループ「ももいろクローバーZ」も出席しプレゼンターを務めた。
1612通の応募作の中から大賞に輝いたのは、HALO氏による王家御用達の学校を舞台にした物語「ソロモンの詩篇」。同作は、「E★エブリスタプレミアム」で連載され、角川コンテンツゲートから出版されることも発表された。同社の菅沼拓三編集部部長は「知り合ったばかりの仲間のために一生懸命になれるという主人公像が大賞にふさわしい」と称賛。賞状を受け取ったHALO氏は、「これをゴールとせずに通過点として頑張りたい」とさらなる飛躍を誓った。
ももいろクローバーZによる“ももクロ賞”を受賞したのは、哀楽氏の「シュバルツ・ロワ ~漆黒の王~」。ももクロのリーダー、百田夏菜子は「(哀楽が)同世代の方と聞いてびっくりしました! ドキドキハラハラしながら、どんどん先を読みたくなりました」と興奮気味に語った。藤岡は、“藤岡弘賞”として茜さらさ氏の「ゴミヒーロー」を選出。「ゴミ拾いという誰にでもできる小さなことをする人たちをヒーローにしたというのが面白い。時代が求めるヒーローという気がした」と絶賛した。
授賞式後の会見で藤岡は、自身が考えるヒーロー像について「国のために命を捧げる人々はみんなヒーロー。今、国難の時代に命をかけて作業されている自衛隊や警察、消防隊員、ボランティアのみなさんはヒーローだと思います」と熱弁をふるった。だが、色とりどりの衣装のももクロのメンバーに挟まれると「かわいいねえ」とニンマリ。メンバーから「まさにヒーローって感じです!」「(藤岡が演じた)仮面ライダー知っています」と話しかけられ、ますます相好を崩していた。
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