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「成均館スキャンダル」ソン・ジュンギが語るユチョンとの友情

2011年4月22日 15:03

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「日本の方々に元気を出してもらいたいです。 ガンバッテクダサイ!」というエールも
「日本の方々に元気を出してもらいたいです。 ガンバッテクダサイ!」というエールも

[映画.com ニュース] K-POPの人気グループ「東方神起」「JYJ」で知られるユチョンが、演技に初挑戦して話題を集めた「トキメキ☆成均館スキャンダル」。完全版DVDが4月22日に発売となる同作で人気を博した、“花の4人衆”のひとりで天下のプレイボーイ、ク・ヨンハを演じたソン・ジュンギが、役づくりの苦労とユチョンとのエピソードを語った。

当初は「ヨンハがもっている魅力がわからなかった」というジュンギ。「彼が恋をする女性も出てこないし、彼を愛している女性もいない。僕はとても恋がしたかったのに(笑)」と、ストーリーに占める役の比重の小ささにも驚いたそうだ。だが、原作小説(「成均館儒生たちの日々」)を読み、出来上がった脚本に目を通すと、華やかな空気感で周囲を魅了しつつ、仲間たちと友情を深めていくヨンハを「とても演じたくなった」そうだ。

ナゾが多く、人物的な背景が深く説明されないヨンハのイメージをとらえるのにジュンギは苦労したという。自分との共通点を見出しながら、“振りマネ”を取り入れることで、シーンごとで多彩に変化するヨンハの行動や仕草を作り上げていった。

「“模倣は創造の母”と言いますよね。この言葉は本当だと思います。『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジョニー・デップの歩き方を見て“これだ!”と思って、そっくりマネてみたんです。歩きながらくるりと一回転! 好意的に受け止めてもらえたので、うれしくてエスカレートしちゃいましたけど(笑)」

そんなジュンギに、同作で演技に初めて挑んだユチョンは「多くのアドバイスをもらった」と語っている。「感心なヤツですね(笑)。でも“演技的なアドバイス”は言い過ぎです。ユチョンは俳優として新人ですけど、音楽の世界では歌手としてちゃんと地位を築いてきた人だから、プライドを傷つけないようにとは思いました。でも、いろいろと伝えてみたら、予想外にすごく感謝して受け入れてくれて。それからはお互いに質問しあったりして、とても気持ちよく仕事ができましたね」

朝鮮王朝のエリート養成校を舞台に繰り広げられる、男装ヒロインと3人のイケメンたちの恋と成長の物語。韓国のファンを夢中にさせたのは、こうした出演者たちのチームワークのたまものだったに違いない。

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