はんにゃ・金田「落札したギャグはいろんなところで使って」
2011年4月22日 13:42
[映画.com ニュース] 東日本大震災を受け、開催が決定したチャリティーイベント「Smile bazar」の開催発表会見が4月22日、東京・新宿の吉本興業東京本部で行われた。「はんにゃ」の金田哲と川島章良、「COWCOW」の多田健二、「ハイキングウォーキング」の松田洋昌と鈴木Q太郎ら総勢18人のお笑い芸人が出席した。
同イベントは4月29日~5月8日、東京・表参道ヒルズで開催。“100人の芸人が100万人を笑顔にし、その笑顔を日本中に届けよう”というコンセプトのもと、27ブースで行われる来場者参加型の無料イベント「スマイルバザールブース」と、お笑い芸人が開催する39種類の有料イベント「スマイルバザールチャリティーセミナー」を行う。
多田は同セミナーで、観客の笑い声の周波数によって会場の明るさが変わる「スマイルライトアップシステム」を採用した「表参道ヒルズ秒殺」に参加する。「すべればすべるほど、節電になって社会貢献できる」と説明し、司会の陣内智則から「ネガティブすぎる」とツッコミが入るひと幕も。同イベントには、同社所属の芸人に加え、小島よしおらが参加。小島は「“秒”もいらない、コンマで十分」とやる気を見せているという。
はんにゃの2人は、お笑い芸人が“ギャガー”として持ちネタのギャグをオークションに出品する「ギャグ★オークション」への参加を表明。金田は「落札したギャグはいろんなところで使ってください」と話し、川島も「街で会ったときに落札した人にリクエストされれば、いつでもやりますよ」と笑顔をのぞかせた。
「ギャグ★オークション」をはじめとしたセミナーの収益、村上ジョージや「ハリセンボン」の近藤春菜らの声が録音されたよしもと式募金箱などで集まった寄付金は、日本赤十字を通し義援金として被災地に寄付される。