“ママコンビ”松雪&大沢、「アンパンマン」声優に決定
2011年4月21日 21:18
[映画.com ニュース] やなせたかし原作の人気アニメ「アンパンマン」シリーズの、劇場版第23作のゲスト声優に、松雪泰子と大沢あかねが決定した。松雪は本編「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」、大沢は同時上映される「うたって てあそび アンパンマンともりのたから」に出演する。
本編は、「アンパンマン」の原点である「食」がテーマ。ヘンテ星の危機を救おうと立ち上がったココリンは、助けを求めてやってきたアンパンマンワールドで食べる喜びを知る。ジャムおじさんらからパン作りを教わるなか、ココリンが「まごころ」の大切さを学んでいく姿を描く。
家族でアンパンマンのファンだという松雪は、ココリンの声を担当する。東日本大震災を受け「未来ある子どもたちに心の底から笑って楽しむ喜びと、夢を持ち続けあきらめないことの大切さを伝えたい。子どもたちにたくさんの元気を届けたい」と意気込みを語った。
昨年に一児の母になった大沢は、森の人気者のキンタン役を務める。今回の起用について、「私も母として子供と楽しんでみたいと思っているので、お父さん、お母さんにも一緒に楽しんでもらいたい。夢と希望を届けられるような手伝いが出来るよう頑張りたい」と意欲を見せた。
原作者のやなせも、松雪と大沢の起用に大喜び。そして、「映画を通じてより多くの子どもたちに勇気と元気、そして笑顔が届くことを願っています」とコメントを寄せている。
「それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星」と「うたって てあそび アンパンマンともりのたから」(同時上映)は、7月2日から全国で公開。