木ノ本嶺浩、映画初主演で決意新た「笑顔と元気を届けたい」
2011年4月10日 18:49
[映画.com ニュース] 仮面ライダーアクセル役で注目を集めた木ノ本嶺浩の映画初主演作「ガクドリ」が4月9日、全国11スクリーンで封切られ、木ノ本をはじめ、三浦葵、杉本有美、メガホンをとった江良圭監督が東京・池袋シネマ・ロサで舞台挨拶に立った。
毎年8月に栃木・日光サーキットで開催される「学ドリ(全日本学生ドリフト王座決定戦)」に情熱を注ぐ若者たちを描いた青春ドラマ。大会を主催する雑誌「ドリフト天国」の協力のもと、昨年行われた第9回大会での撮影も敢行された。
木ノ本は撮影を前に、実際の大会に足を運んだといい「出場者みんなが車を愛しているから、いいドリフトをするんだなという熱い気持ちが伝わった。それを映画にうまく落とし込めればと思い、僕らも一丸になった」と述懐。3月11日に発生した東日本大震災に触れ、「暗い話題が多いのは事実だが、この映画を通して明日へとつながる希望を感じてもらえれば。僕自身もエンタテインメントにかかわる人間として、皆さんに笑顔と元気を届けたい」と決意を新たにした。
三浦はドリフトを愛するキャバ嬢という役どころで、「ドリフトをやる女の子がもっている“熱い中身”をキャバ嬢としてどう表現したらいいか迷った。前向きな映画なので、少しでもポジティブになってもらえれば」。木ノ本演じる主人公がドリフトと出合うきっかけとなる女性を演じた杉本は、「青春いっぱいのすてきな映画に仕上がった」とアピールした。
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