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キム兄、被災地に思いめぐらせ「オムライス」完成

2011年3月25日 17:26

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日本全体が家族であるとキム兄、陣内、南野がコメント
日本全体が家族であるとキム兄、陣内、南野がコメント

[映画.com ニュース] “キム兄”こと木村祐一の映画監督第3弾「オムライス」が3月24日、第3回沖縄国際映画祭の長編プログラムLaugh部門で上映され、木村監督とともに出演の南野陽子陣内孝則西方凌藤井隆らが舞台挨拶を行った。

主演も兼ねる木村監督のもとに、同じ吉本興業に所属する明石家さんま東野幸治岡村隆史加藤浩次ら先輩・後輩約70人が結集。さらに南野、陣内、西方、泉谷しげる松田美由紀風吹ジュンら個性あふれる俳優陣が顔をそろえた。

同作の編集中も、スタジオが地震で揺れることもあったそうで、木村監督は「これを完成させたところで意味があるのか……と思うこともあった。ニュース映像を見ながら無力感で涙を流したりもしましたが、試写を見たスタッフから笑いがもれることで僕自身も救われた」と述懐。そして、「被災した方々にいつ見てもらえるかわからないけど、僕達が頑張らないと。笑いは癒しにも勇気にもなりますから」と悲痛な表情で訴えた。

陣内は、妻・恵理子さんの母の実家が福島にあるそうで、縁戚の自宅は津波で倒壊してしまったという。舞台挨拶では、「世の中はサッカーのゴールポストの横に置いてあるペットボトルをネコよけと思う人もいます。それはさて置き、大変な時期です。内田裕也さんを見習って6万9000円を寄付してきました」と独自の言い回しで場内を盛り上げたが、その後の会見では「日本全体に『助けよう』というきずなが生まれているし、日本人の気概や気骨が試されている気がする。日本全体が家族だと思い知らされた」と真しな眼差(まなざ)しで話した。

映画は、木村監督扮する主人公の男が、オムライスの食材を求めて買い物に出かけた先で、街中にあふれる看板やポスターのイラストや文字に違和感を覚え、妄想に次ぐ妄想を繰り広げる姿を映像として切り取ったオムニバス作だ。 「オムライス」の公開時期は、未定。

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