ギレルモ・デル・トロ、準備中の3D大作に苦渋の決断
2011年3月13日 12:44

[映画.com ニュース] ギレルモ・デル・トロ監督が、次の監督作として準備していたH・P・ラブクラフトの名作「狂気の山脈にて(At the Mountains of Madness)」の映画化企画に対して、苦渋の決断をした。同作は世界的に有名な原作の映画化で、トム・クルーズ主演、ジェームズ・キャメロン監督がプロデューサーに名を連ね、3D映画として製作される予定だった。
しかし、製作を手がけるユニバーサルは、デル・トロ監督が17才以下の鑑賞を制限するR指定映画を目指していることを疑問視し、なかなかゴーサインを出さなかったため、こう着状態に陥っていた。
しびれを切らしたデル・トロ監督は3月9日(現地時間)、別の企画「Pacific Rim」を優先すると発表。ワーナー・ブラザーズとの提携関係にある製作会社レジェンダリー・ピクチャーズのもとで、すぐにプリプロダクションに入り、9月にクランクインし全米公開は2013年夏を予定している。
「Pacific Rim」はデル・トロ監督がひそかに温めていた企画で、モンスター映画であること以外、詳細は明かされていない。なお、「At the Mountains of Madness」は、ユニバーサル以外での映画化実現を模索していくことになる模様だ。
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