ジュリアン・ムーアがサラ・ペイリン役に
2011年3月11日 11:04
[映画.com ニュース] ジュリアン・ムーアが、元アラスカ州知事のサラ・ペイリン役を演じることが明らかになった。2008年の米大統領選挙の舞台裏を描いたノンフィクション本「Game Change」の映画化で、ムーアは共和党の副大統領候補ペイリンを演じることになる。
ペイリンは当時、副大統領候補に急きょ浮上し大いに注目されたものの、たび重なる失言や過去の経歴から資質を疑問視され、選挙戦敗退の原因のひとつとなったことで知られている。人気コメディアンのティナ・フェイ(「30 ROCK/サーティー・ロック」)が、「サタデー・ナイト・ライブ」でペイリンをネタにパロディを披露するなど、アメリカでは風刺のターゲットとなっているだけに、演技派のムーアがどのような演技を見せるのかに注目が集まる。
なお、製作を手がけるのはHBO Filmsで、「オースティン・パワーズ」や「ミート・ザ・ペアレンツ」のジェイ・ローチ監督がメガホンをとる。HBOとローチ監督は、00年の大統領選挙を描いたテレビ映画「リカウント」を手がけている。