市原隼人「DOG×POLICE」で警備犬訓練を行う熱血警察官に
2011年2月24日 13:58

[映画.com ニュース] 俳優の市原隼人が、正義感あふれる警察官と警備犬の友情と活躍を描く映画「DOG×POLICE」(七高剛監督)で、主演を務めることが明らかになった。
「DOG×POLICE」は凶悪犯罪やテロ、そして地震や台風などの自然災害時に出動し、人命救助に当たる「警視庁警備部警備二課装備第四係」が舞台。同部隊では、犯人の足跡調査や麻薬探知など刑事部の捜査を手伝う「警察犬」とは異なり、災害救助や犯人の制圧を担当する「警備犬」が活躍している。市原が演じるのは「ハンドラー」と呼ばれる警備犬の訓練士でもある警察官・早川勇作。海上保安庁を描いた映画「海猿」、ハイパーレスキューを描いた映画「252生存者あり」などの原作者・小森陽一が原案を手がけている。
市原は共演する警備犬シロとのやりとりについて「滅茶苦茶かわいいですよ(笑) シロとの時間はシロの顔を常に気を使い、お互いがパートナーとなる時間なので、よくシロの目線を考えています」。早くもチームワークのよさを見せているが、「警備犬関連の方々に恥じることのないよう全力で作品にあたり、早川勇作という男を通して生きる者の大切さを表現したい」と意気込んでいる。

刑事を目指す早川勇作は、意に反して警備犬の訓練所である「警視庁警備部警備二課装備第四係」へ配属される。しかし、警備犬が創設されて30年、災害救助に出たことはあるが、警備出動は一度もなく、勇作は仕事への意欲を失う。しかし、劣性遺伝でアルビノとして生まれ、警備犬への道を閉ざされた「シロ」と出会い、勇作は大きな情熱と愛情でシロを優秀な警備犬へと育成しようと決意する。
「DOG×POLICE」は、10月1日から全国で公開。
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