松坂慶子、55歳の妊婦姿を披露
2011年2月21日 16:34
[映画.com ニュース] 代理出産で娘の子どもを産む決意をした女性の姿を描くNHKドラマ10「マドンナ・ヴェルデ」のスタジオ取材会が2月21日、東京・渋谷の同局で行われ、松坂慶子、国仲涼子、長塚京三、藤村志保、南明奈、柴田理恵が出席した。
「チーム・バチスタの栄光」シリーズで知られるベストセラー作家・海堂尊の同名最新刊をドラマ化。海堂氏の小説をNHKがドラマ化するのは、これが初めてとなる。55歳の主婦・みどり(松坂)は、ひとり娘で医師の理恵(国仲)から、病気で子宮を失った自分に代わり、代理母として出産してほしいと依頼される。国内では正式に認可されていない代理出産に踏み出すみどりだが、理恵の予想外の行動によって、“自分の”子どもを守る戦いに出る。
松坂は妊婦姿で会見に応じ、「順調な撮影。登場人物がチャーミングだし、それぞれの立場から代理出産について語っている内容」。自身はアメリカでふたりの子どもを出産した経験をもち、「何か壁があっても『じゃあ、何ができるのか』と前向きに考えてきた。母親にしてみれば、生まれてくる子どもはみんなキラキラ星。ずっと輝いていてほしいし、母親としては、心身ともに丈夫に育てたいもの」と思いを語った。
一方、国仲は「医師として、そして娘としての顔をもつ役柄。生命誕生の素晴らしさと、その裏にある人間ドラマが見どころ。繊細で難しい題材だが、もし自分だったら……と重ね合わせながら、演じている」とアピール。長塚は、みどりに思いを寄せる元新聞記者を演じ「出産は男にとっては、夢のような非常に把握しにくいもの。同時に複雑で深いテーマなので、改めて女性の底力に圧倒されている。市井の人として、この問題に取り組んでいきたい」と語った。
20歳の妊婦を演じる南は「今までの芝居と比べても、ダントツで難しい。最初は思わず弱音を吐いて、泣いてしまったほど」と大きなお腹をさすりながら語り、「仲のいいメイクさんが妊娠中なので、話を聞いて参考にしている。でも撮影中は『動きが軽い』って言われてしまって(笑)。改めてお母さんってすごいって思いましたね」と感慨深げだった。
「マドンナ・ヴェルデ」は4月12日からNHK総合で、毎週火曜日22時放送(6回連続)。
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