中島美嘉、井上真央主演「八日目の蝉」主題歌で活動再開!
2011年2月10日 08:00

[映画.com ニュース] 耳管開放症の治療で活動を休止していた歌手の中島美嘉が、井上真央主演の映画「八日目の蝉」の主題歌で活動を再開することになった。同作のために書き下ろされた楽曲は、「Dear」(4月27日発売)。“これぞ中島美嘉”といえる壮大なバラードで、復活ののろしをあげる。
中島は昨年10月下旬、6枚目のアルバム「STAR」のリリース直前に病状が悪化し、あらゆるアーティスト活動を休止した。日本武道館と大阪城ホールで決まっていた、デビュー10周年記念ライブも公演中止に。それでも、ファンや関係者からの激励が大きな力になったそうで「休養中でも、皆さんのおかげで『必ずあの舞台に戻る!』という決意が揺らぐことはなかった」という。
成島出監督がメガホンをとる同作は、井上演じる主人公の恵理菜の感情がスクリーン全体にあふれ出すシーンで幕を閉じる。石田雄治プロデューサーは、「それに続くエンドロールで流れる主題歌を考えたとき、中島さんのバラードが頭に浮かび、女優としても活躍する彼女ならば恵理菜の思いをこれ以上ないほどに表現してくれるに違いないと確信した」と、オファーにいたった経緯を説明した。
父親の不倫相手だった誘拐犯に育てられ、自らもまた不倫相手の子どもを妊娠してしまうという新境地ともいえる難役に挑む井上も、“歌姫”の復帰を手放しに喜んでいる。以前から中島のファンだったそうで、「今回のバラード曲も何度もリピートして聞いてしまうほど、とってもいい曲で大好きです。映画とともに皆さんのもとへお届けできる日を、私も楽しみにしています」とコメントを寄せた。
第2回中央公論文芸賞を受賞した原作は、2つのパートに大別される。前半パートは、希和子(永作博美)が奪った不倫相手の乳児を連れて逃亡を続け、やがて警察に逮捕されるまでの4年間。そして、映画の軸となる後半パートは、数奇な運命を背負った恵理菜が複雑な内面を抱えながらも、真実の愛とは、母性とは何かを模索しながら成長する姿を描く。
中島は、同作の作品世界について「登場する方たちがそれぞれ長い間、秘密を抱えてその痛みが愛に変わっていく、心の深いところでの人と人のつながりというものが感じられました」と共感した様子だ。“完全復活”を予感させる中島だが、待望の全国ツアー「MIKA NAKASHIMA CONCERT TOUR 2011【THE ONLY STAR】」の開催も決定。4月22日のサンシティ越谷を皮切りに、7月まで全国33本に及ぶ長期ツアーで首を長くして待っていたファンの前に姿を現す。
「八日目の蝉」は、4月29日から全国で公開。
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