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キョンキョン&永瀬、“子どもたち”からのキスに満面の笑み

2011年2月5日 15:56

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おとしゃん、おかしゃん、ありがとう!
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[映画.com ニュース] 漫画家・西原理恵子の代表作を実写映画化した「毎日かあさん」が2月5日、全国134スクリーンで公開された。主演の小泉今日子永瀬正敏、子役の矢部光祐と小西舞優小林聖太郎監督、西原は、東京・新宿ピカデリーで舞台挨拶に立った。

西原を演じた小泉は、登壇するなり「こんにちは~!」と大絶叫。緊張が解けたのか、子役2人が大喜びするなか、「ひと夏を一生懸命、毎日かあさんしてみました。世の母さんたちの大変さがよくわかりました」。永瀬は、西原の元夫で戦場カメラマンだった故鴨志田穣さんに扮し、2週間で12キロの減量をするほどの“壮絶”な役づくりに励んだ。「僕は、アルコール依存症を克服して帰ってきました! 皆でスクラムを組んで誠心誠意こめてつくりました」と言葉に力をこめた。

子役の2人は、「長男としてこの家族をひとつにまとめるのは、とても大変でした」(矢部)、「(客席にマイクを向け)見て面白かったですか? 頑張ってよかったと思います」(小西)と劇中さながらの姿で、場内の爆笑を誘った。さらに、矢部が「お父さんがクランクアップの日、お母さんがお父さんにおかゆを温めていて、とてもうれしそうでした」と明かすと、“両親”は苦笑いを浮かべていた。

小泉と永瀬は、子役2人からほほにキスをされ、満面の笑みを浮かべるなど、4人の姿は本物の家族そのもの。永瀬は、「一緒に初日を迎えたくて、さっきお墓で鴨志田さんと会ってきました。鴨志田さん、ありがとう」と涙ぐんだ。そんな永瀬をいたわるように、小泉は「こんなに面白いことを言える息子と、こんなにかわいいことを言える娘、そして泣き虫な夫を育てたような気がします」と話し、深々と頭を下げた。

また、元憂歌団木村充揮が、同作の主題歌「ケサラ~CHE SARA~」を弾き語りで披露した。

同作は、シリーズ累計発行部数170万部を突破する西原の人気漫画を映画化。西原家で実際に起こったエピソードをもとに、漫画家のサイバラ、元戦場カメラマンの夫カモシダ、6歳の息子、4歳の娘が織り成す笑いあり、涙ありの日常生活を描く。

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