“ジイ”伊吹吾郎、戦隊シリーズに挑戦で「若いパワーには負けない」
2011年1月22日 14:37
[映画.com ニュース] 人気戦隊ヒーロー2組がタッグを組む、「VS」シリーズの最新作「天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピック ON 銀幕」が1月22日、全国255スクリーンで初日を迎え、東京・有楽町の丸の内TOEIにゴセイレッド役の千葉雄大、シンケンレッドを演じる松坂桃李をはじめ、「ゴセイジャー」「シンケンジャー」のメンバーが勢ぞろいした。
天装術が通じない新たな敵の出現に苦戦していたゴセイレッドのもとに、シンケンレッドが駆けつける。かつて自分たちが倒した“外道衆”の復活を知ったシンケンジャーは、ゴセイジャーと力を合わせて、敵に立ち向かう。千葉は、“先輩”松坂との共演に「身長差がすごくて、首を持ち上げるのが大変だった」。今回のタッグに「お互いのいいところが詰まった作品。僕らももうすぐ(テレビ放映が)最終回なので、また戻ってこられるように誇りを大切に頑張りたい」と決意を語った。
一方、松坂らシンケンジャーの面々は番組終了以来、久しぶりの再会に「こっ恥ずかしいったら、ありゃしない」(松坂)、「みんな大人になったなあって親目線になってしまった」(シンケンピンク役の高梨臨)、「撮影前日は興奮して眠れなかった」(シンケンイエローの森田涼花)と感無量の面持ちだ。
そんなシンケンジャーを、厳しくも温かく見守る“ジイ”を演じる伊吹吾郎は「若さのパワーに負けないように必死だった」と述懐。「水戸黄門」で3代目格さんを演じてきたが、「お話をいただいたときは、今までと違う新鮮な気持ちでやらなければと自分なりに頑張った」。今では通りすがりの親子連れから声がかかるといい「小さな男の子から『外道衆に負けないでください』って応援されることも。僕が町を歩いていると『なんでここにジイがいるの?』と不思議がる子もいますよ」とほほえましいエピソードを披露した。