福岡在住新人歌手ももちひろこ、緊張の東京初ライブ
2011年1月21日 19:38

[映画.com ニュース] 江口洋介と蒼井優がダブル主演する「洋菓子店コアンドル」の主題歌を歌う新人シンガーソングライターのももちひろこが1月21日、都内でミニイブを行い、同郷・福岡出身のお笑いコンビ「博多華丸・大吉」が応援団長として駆けつけた。
同作は、恋人を追いかけて田舎から上京してきたケーキ屋の娘・なつめ(蒼井)が、ひょんなことから有名洋菓子店「パティスリー・コアンドル」で働くことになり、伝説のパティシエ・十村(江口)や常連客との交流を通じて成長していく姿を描く。「60歳のラブレター」「白夜行」の深川栄洋監督がメガホンをとる。
ももちは、新人オーディション「CHANCE!09」で応募総数1000組のなかからグランプリに選ばれた実力派で、現在も福岡市内のストリートやライブハウスで活動する地域密着型アーティスト。メジャーデビューを間近に控え、「不安とうれしい気持ちが半々」とやや緊張気味だったが、同作の主題歌「明日、キミと手をつなぐよ」ほか全3曲を披露し、初の東京ライブを成功させた。
華丸と大吉は、地元・福岡から集めてきたメッセージを応援幕にして登場。華丸がももちを「聖子ちゃん以来の衝撃!」と大絶賛すると、大吉は「僕には日本で一番歌のヘタな芸人という肩書きがあるけど、同じ福岡で育って何でこんな違うんだろう」とぼやいていた。映画をもとに同曲を書き下ろしももちは、「江口さん演じる過去にしばられて前に進めない十村と、オーディションに落ち続けていたときの自分が重なった」と感慨深く語った。
「洋菓子店コアンドル」は2月11日より全国で公開。
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