ザ・ビートルズ「アビイ・ロード」の横断歩道、イギリスの重要文化財に
2010年12月24日 15:56

[映画.com ニュース] ザ・ビートルズの「アビイ・ロード」のジャケット写真に使われた横断歩道が、イギリスの重要文化財に指定されたことが明らかになった。
「アビイ・ロード」といえば、ビートルズが最後にレコーディングを行ったアルバムで、4人が横断歩道を歩くジャケット写真はレコード史上で最も有名なもののひとつ。ポール・マッカートニーだけが裸足のため、ポール死亡説の根拠のひとつとなったことでも知られる。
ロンドンのアビイ・ロード・スタジオの前の横断歩道は、今ではビートルズ・ファンの観光名所となっており、毎年、数1000人のファンが記念撮影を行っている。ジョン・ペンローズ観光遺産相は、横断歩道を重要文化財に指定した理由について「ロンドンにあるこの横断歩道は、古城や大聖堂ではありません。しかし、ザ・ビートルズと1969年に行われたわずか10分間の写真撮影のおかげで、ほかの文化遺産と同様の価値を持っています」と説明する。
また、元メンバーであるポール・マッカートニーもコメントを発表。「今年は僕自身にとってもザ・ビートルズにとって素晴らしい年でした。おまけにアビイ・ロードの横断歩道が重要文化財として保存されることになるなんて、これ以上、素晴らしいことはありません」
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