浅利陽介「コードブルーと真逆」身体障害者役で連ドラ初主演
2010年12月21日 11:31

[映画.com ニュース] 俳優・浅利陽介が、来年1月8日にスタートするBSフジの開局10周年連続ドラマ「ひとりじゃない」で、身体障害者役に挑戦する。「コードブルー」シリーズ(フジ系)の医師役から一転、「真逆の立場になりました。ずっとベッドに横になっていることが、こんなに辛かったんだなとよく分かりました」と撮影の苦労を話してくれた。
ドラマ冒頭、浅利演じる主人公の青年は、不慮の事故に遭い頸椎損傷による四肢まひという重い障害を負ってしまう。「初めて台本を読んだ時は、なんて暗い話なんだと思いましたね」。過去に精神病患者の役は経験があるが、身障者役は初めて。役作りのため、クランクイン前から実際の身障者と積極的に交流したという。「考えが変りました。可哀想だとか思わなくなりましたね。身障者だってそれぞれ自分の道を突き進んでいるんです。普通に接することの大事さに気付きました」。
主人公は、車椅子(ウィルチェア)ラグビーと出会い、希望を見出していく。浅利自身も野球からサーフィンまでこなすスポーツマン。「実際に日本代表チームとも一緒に練習をさせていただいたて、これがめちゃくちゃかっこいいんですよ。練習はすごく楽しい。筋肉痛はしょっちゅうですけれど」。
4歳で子役デビューした若手実力派は、キャリア20周年にして連続ドラマ初主演を果たす。共演には森口瑶子、矢島健一、モロ師岡、織本順吉、新川優愛ら。「チーム一丸になるのがベスト。もちろん主演としての緊張や責任もあるけれど、それが逆に心地良い感じです」。下村優監督は、主演映画『パートナーズ』で気心知れた仲。「僕の強みも弱みも知ってくれているのでやりやすいですね」。
ドラマは、健常者にとっても生きるヒントを発信する。浅利は「生きるのがしんどくてもがいているのは、あなただけじゃない。このドラマが、もうちょっと何かやってみようかというきっかけになって欲しい」と力を込めた。
「ひとりじゃない」は、BSフジで来年1月8日より毎週土曜夜8時。全6話。(映画.com×文化通信.com)
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

96%高評価の“前代未聞の心理戦”
【スパイによる究極のスパイ狩り】目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

映画.com編集長が推したい一本
【ただの映画ではない…】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験!この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこのかっこいい映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント