小雪、若手俳優たちの赤面告白に照れ笑い
2010年11月27日 13:42

[映画.com ニュース] 小雪の主演最新作「信さん 炭坑町のセレナーデ」が11月27日、全国31スクリーンで公開。小雪をはじめ共演の池松壮亮、石田卓也、小林廉、金澤美穂、柄本時生、平山秀幸監督は、東京・新宿ミラノ2で舞台挨拶を行った。
福岡の炭坑町を舞台にした同作は、東京から出戻った美智代(小雪)と心優しい若き炭坑夫の信一(石田)の淡い恋愛を軸に、昭和30年代を生きる人々の姿を温かく描いたヒューマンドラマ。2008年に製作されたが、紆余曲折を経てようやくの公開。それだけに、小雪は「長い時間かかってお届けできて、本当にうれしい」と喜んだ。
シングルマザーになって故郷で生きることを選んだ、美智代という役どころについて「母であり女性でもあるのだけれど、肝の座った魅力的な女性。女の底力みたいなものを演じられたと思う」と真しに語った。そんな小雪の息子役に扮した池松は、「ラスト サムライ」でも親子を演じただけに「人を温かく包み込んでくれる人。懐かしかった」とニッコリ。小雪も、「親戚のお姉さんみたいな気分。男性としても役者としても素敵になった」と称えていた。
小雪が演じる年上の美智代に思いを寄せる“信さん”を演じた石田。「小雪さんっていうすごい人とのお芝居。最初はすげえ緊張したけれど、風邪気味だと薬をくれたり優しくしてくれて、美智代さんそのものだった。恥ずかしいっす」とうつむき加減。さらに、幼少期の“信さん”役の小林は、劇中で小雪に抱き寄せられるシーンを振り返り「こんなキレイな人にギュッとされて……。今だったら顔真っ赤にして逃げ出しますね」と赤面しながら語った。
若手俳優たちの告白に、小雪は「ありがとうございます」と照れ笑い。平山監督は、「今日はみんな、お洒落しているけれど、顔を見ていると撮影のときのように思い切りススだらけにしてやりたくなりますね」と話し、笑いを誘っていた。
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