中村蒼、海外配給決定に「役者なら絶対あこがれる世界」
2010年11月4日 19:37
[映画.com ニュース] 低予算ながら全米で大ヒットを記録したホラー「パラノーマル・アクティビティ」の続編を、東京を舞台に映画化した「パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHT」の完成披露試写会が11月4日、都内で行われ、主演の中村蒼と青山倫子、長江俊和監督が舞台挨拶に立った。
同作は、東京で平凡に暮らしていた姉弟が、毎晩起こる奇怪な超常現象に生活を脅かされる姿を描くドキュメンタリータッチのホラー映画。アメリカでもオリジナル版の続編「パラノーマル・アクティビティ2」が公開され、大ヒットを記録中だ。
主演に抜てきされた中村は、ほとんどの芝居をアドリブでこなし「オファーはすごく光栄でうれしかったし、即興の芝居は楽しかった。オリジナルは口コミで広がった今までにない新感覚のホラー映画。それを越えるような作品になるといい」と意欲をのぞかせた。ホラーが苦手だと話す青山も、「おばけ屋敷に行く感覚で、キャーキャー叫んでストレス発散してほしい。蒼くんのやんちゃで小悪魔的なかわいさはファンにはたまらないはず」と太鼓判を押した。
また、現在までに26カ国での海外配給が決定していると明かされると、中村は「役者をやっていたら、絶対に世界に行けたらいいなとあこがれる。日本のホラー映画は海外でも評価が高いので、やっぱり日本はすごいなって思ってもらえたらうれしい」と期待を寄せた。長江監督も「緻密(ちみつ)に計算された1作目を踏襲(とうしゅう)しているし、撮影中を含めて4回もおはらいをやっているのですごくヒットすると思う」と自信のぞかせた。
「パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHT」は、11月20日から全国で公開。