浅利陽介「パートナーズ」撮影を経て、すっかり盲導犬訓練士の顔
2010年11月1日 19:24

[映画.com ニュース] 盲導犬と訓練士のきずなと成長を描く感動作「パートナーズ」の完成披露試写会が、犬の日にあたる11月1日、東京・新橋のヤクルトホールで行われ、主演の浅利陽介、大塚ちひろ、下村優監督が舞台挨拶に立った。
知人の死をきっかけに盲導犬訓練士になった剛(浅利)が、初めて担当することになった訓練犬チエとの関係をうまく築けず悩むなか、ライブ中の事故で視力を失ったロックシンガー・真琴(大塚)と出会う。今年の上海国際映画祭コンペティション部門に出品された。
浅利はもともと犬が大好きだったそうで、「こんなに楽しい撮影現場でいいのかなって思うくらい」と振り返る一方で、プロの盲導犬訓練士たちと出会い「命にかかわる厳しい仕事。皆さんの必死な姿が刺激になった」。挨拶中は、チエ役の盲導犬の兄弟ハイクに「シット(座れ)」と指示するなど、すっかり訓練士の顔。「僕自身、成長できた。ぜひ温かい気持ちになってもらえれば」とこん身のアピールを展開した。
視覚障害者を演じた大塚は、「撮影中は、瞳孔が隠れる黒いコンタクトレンズを着けた。真っ暗な世界は怖かったし、ひとりでは歩けないほど。ふだん当たり前に思う、何気ないことに感謝できるようになった」と話した。
長年テレビドラマの演出で活躍した下村監督は、同作が初の劇場長編映画。「もともと映画がやりたくて、この世界(映像業界)に入り、20年くらい前からは自分で書いた脚本をあちこちに持ち込んでいた。今回はひょんなことから映画を撮れることになり、周りの皆さんの力をひしひし感じる」と万感の表情。テレビドラマと映画の違いを「カラオケで歌うのと、ちょっと高い飲み屋さんの生演奏で歌うくらい違う」と説明した。
「パートナーズ」は、11月6日から全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー