「トップガン」続編、主役はやはりトム・クルーズ? 脚本家が明かす
2010年10月28日 11:31

[映画.com ニュース] 米パラマウント・ピクチャーズが、1986年の大ヒット映画「トップガン」の続編を企画していることが報じられたが、その内容が徐々に明らかになってきた。
続編の脚本を手がけるクリストファー・マッカリー(「ユージュアル・サスペクツ」「ワルキューレ」)は、前作の主役トム・クルーズが続編では脇役に回るという当初の報道を否定。米ニューヨーク・マガジンのブログ版Vultureに対するメールで、「(クルーズが演じた米海軍パイロットの)マーベリックが主役以外の『トップガン2』はありえない」と断言した。
しかし一方で、第1作に引き続きメガホンをとることを認めたトニー・スコット監督は、マッカリーがそのコメントを出す前に、米Hitfixのインタビューで「続編はリメイクでもリインベンションでもなく、まったく新しい映画になる」と語っている。そもそもスコット監督が続編を引き受けようと思ったのが、飛行機で隣り合わせた20代の青年が、米空軍で無人機の操作を行っているという話にインスパイアされたからだそうで、映画の主人公も「無人機をリモート操作する米空軍のコンピューター・ギークたち」を想定しているという。「そういう若者たちが、基地で軍事演習を行い、そして夜は毎晩のようにパーティという日々を送っている」と話し、前作で描かれたような冷戦期のエリート戦闘機パイロットの世界とは、かなり趣きが異なるものになることを示唆している。
どうやら現時点では脚本家と監督の見解が異なるようだが、今後どのような展開を見せるのか、続報を待ちたい。
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