「大奥」金子監督、二宮和也を「国宝」と絶賛
2010年10月14日 21:38

[映画.com ニュース] 公開12日で観客動員100万人、興行収入12億円を突破した「大奥」の大ヒット御礼舞台挨拶が10月13日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、主演の二宮和也と金子文紀監督が登壇した。
よしながふみの人気コミックを実写映画化した同作は、男女が逆転した江戸時代を舞台に、ひとりの女将軍に3000人の美しい男たちが仕える女人禁制の大奥で繰り広げられる愛憎劇を描く。
舞台挨拶は同館を含む全国14カ所の劇場に同時生中継され、「全国のみなさん、こんにちは!」と元気よく登場した二宮は、「ここからが本番。さまざまな人間模様が描かれているので、色々な角度から大奥を探ってほしい」とアピール。また、「主役級のキャストに囲まれてすごく助けられたし、どうしても楽しくなって芝居でやりあった。時代劇特有の敷居ではなく、現代的な解釈で役作りをした」と振り返った。
これまで何度か二宮とタッグを組んできた金子監督は、「天才。国宝と言ってもいい。10歳も年上でネコちゃんと呼ばれているけど、天才だから許すしかない。今回はきちんとセリフを覚えてきたし」と暴露。二宮は、「いいわけに聞こえるかもしれないけど、いつも一発勝負でいきたいので、本番まではちゃんとやりたくないのが本音(笑)。今回は時代劇特有のセリフなのできちんと頭に入れて行ったら、『ちゃんとできるんだね』って監督にほめられた」と明かし、笑いを誘った。
最後は2人でくす玉を割り、さらなる大ヒットを祈願した。「大奥」は全国で公開中。
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