柴咲コウ、ユーミン名曲「ルージュの伝言」をカバー
2010年10月7日 06:00

[映画.com ニュース] 女優で歌手の柴咲コウが、映画「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」の挿入歌として、荒井由実(松任谷由実)の名曲「ルージュの伝言」をカバーしていることがわかった。また、主題歌には柴咲が書き下ろした意欲作「サヨナラブ」を提供した。
柴咲が、映画の挿入歌で楽曲のカバーを披露するのは初めてのこと。「ルージュの伝言」は1976年に手塚さとみ、82年に川島なお美、08年につじあやの、09年にダウトがカバーしたほか、スタジオジブリ作品「魔女の宅急便」のオープニングテーマ曲に採用され、公開当時にリバイバルヒットを飾っている。柴咲は、収録を終え「歌ってみたら、すごく自分にフィットして歌いやすかったです。レコーディングがとても早くできました」と納得の出来栄えだ。
同作のメガホンをとった瀬田なつき監督は、「幅広い世代のかたが子ども時代を思い出せるポジティブな曲として、『ルージュの伝言』のような雰囲気がイメージだと伝えていたら、そのまま『ルージュの伝言』になりビックリでした」と説明する。柴咲がカバーした楽曲については、「懐かしくもあり、新しくもあり、不思議な感覚でした。何よりも柴咲コウさんが歌っているのかと思うとウキウキします」と手放しで喜んだ。
映画は、誘拐監禁事件の被害者だったみーくんとまーちゃんは、連続殺人事件が起きている町で10年ぶりに再会する。まーちゃんを精神科医に連れて行ったみーくんのもとへ、2人を犯人と疑う刑事が接触してきたことから、残酷で壊れた青春ラブストーリーが展開される。柴咲は、「思っていたよりも映像が暗くなく、内容のわりに描写がさわやかでした。みーくんを好きになってしまいました」と絶賛している。
「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」は、2011年1月22日から全国で公開。
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