戦場カメラマン・渡部陽一のペースにデーブ・スペクター終始困惑
2010年10月5日 20:46

[映画.com ニュース] 「ボーン」シリーズのポール・グリーングラス監督とマット・デイモンがタッグを組んだサスペンス・アクション「グリーン・ゾーン」のブルーレイ&DVD発売記念イベントが10月5日、都内で行われ、コメンテーターのデーブ・スペクターと戦場カメラマンの渡部陽一氏がトークショーに出席した。
同作は、イラクの砂漠に隠された大量破壊兵器の所在を突き止めるという極秘任務につく米軍兵士が、国防省による情報の信ぴょう性に疑問を抱き、独自に調査を開始するという社会派サスペンス。
イラク戦争で日本人初の米軍従軍取材を行った渡部氏は、「『グリーン・ゾーン』は自然が作った要塞(ようさい)。安全な地域だと思われがちですが、実際はロケットランチャーで何弾も砲弾が打ち込まれていたんです」と生々しく現場を振り返った。また、イラクで撮影した写真を公開し「バトルフィールドだけでなく、戦渦の中に暮らす市民や子どもたちの姿も撮っていきたい」と今後の意気込みを語った。デーブも負けじとデイモンとのツーショット写真を披露し、「ただの自慢だけど。(渡部氏の)生命保険の受け取り人になりたいね」と笑わせた。
渡部氏にとって初体験となる囲み取材では、「撮られるという気持ちが分かりました。まさに諸刃の剣」と焦りを隠せない様子。それでも、「21世紀の戦争は、情報の戦争である。『グリーン・ゾーン』はまりました!」と見事にPRコメントを決めると、デーブは「やりにくいな! マット・デイモンだけに、まっとうな映画!」と必死に対抗していた。
「グリーン・ゾーン」ブルーレイ&DVDは、10月6日より発売開始。
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