坂井真紀、年下夫に危機感？「捨てられないよう頑張ります」

［映画.com ニュース］　阿川佐和子の人気小説を映画化した「スープ・オペラ」が10月2日、全国48スクリーンで公開。主演の坂井真紀、西島隆弘（AAA）、藤竜也、瀧本智行監督は、東京・シネスイッチ銀座で舞台挨拶に立った。

女手ひとつで育ててくれた叔母がいなくなり、突然ひとりぼっちになった35歳の独身女性ルイ（坂井）のもとに、初老の自称画家トニー（藤）と、笑顔を絶やさない編集者見習いの康介（西島）が転がり込んだことから始まる、奇妙な同居生活を描く。

坂井は、「本当に心地よい現場。3人一緒のシーンでは、西島くんや藤さんがアドリブをたくさんしてくださって、特別楽しかった」と述懐。藤はアドリブで椅子から転げ落ちたというが「角にぶつけて、尾てい骨を強打しちゃいまして。2人は笑わせようとやったことだと思っているでしょうけど、一週間くらいお尻が痛くて、痛くて……」。西島は、「1日中笑っているのは大変なこと。知らない間にリンパが痛くなっていた」と明かした。

そんな3人の雰囲気に、瀧本監督は「家族のように暮らす3人は、監督の目から見ても本当に楽しそうだった。自然とほおが緩んだし、その空気感が画面に映っていると思う」と絶賛。坂井は昨年10歳年下の写真家・鈴木心氏と入籍し、今年5月に東京・湯島天神で挙式したばかり。「藤さんから、男は年を取ると年下が好きになるって聞いたんで……。捨てられないよう頑張ります」と結婚生活への気持ちを新たにしていた。