はるな愛「走るのは当分イヤ」24時間マラソンを述懐
2010年9月29日 15:06

[映画.com ニュース] 世界的デザイナーであるトム・フォードの初監督作「シングルマン」の男性限定試写会が9月29日、東京・シネマート六本木で行われ、タレントのはるな愛が登場。同作に出演するジュリアン・ムーアを意識した60年代ファッションに身を包み、「思わず自分の人生を振り返りたくなる映画。24時間マラソンのときも、自分の人生を思い起こしながら走っていた」と語った。
クリストファー・イシャーウッドが64年に発表した同名小説を映画化。長年のパートナーを亡くした痛手から逃れるため、自殺を決意した50代のイギリス人大学教授が、人生最後の日に向き合う愛と葛藤(かっとう)をスタイリッシュに描く。主演を務めたコリン・ファースが、昨年のベネチア国際映画祭で主演男優賞を獲得した。
はるなは「トム・フォードは大好きなデザイナー。映像も美しいし、ため息が出るシーンの連続」とうっとり。さらに「やっぱり男性の肉体美がいいですよねぇ。コリンも全然イケるし、ジョン・コルタジャレナもいいわあ」と興奮気味だった。そして「ゲイムービーとしてじゃなく、人間、死を迎える瞬間までいかに生きるかというテーマが描かれているので、幅広い人たちに見てほしい。みんなが抱えている悩みだと思う」とアピールした。
そんなはるなも日常生活では、孤独を感じるといい「私がおじいちゃんかおばあちゃんになっても心底愛してくれる人と出会いたい」と“脱シングルマン”宣言。24時間マラソンを無事終えた今、周囲からは「次にみんなに勇気を与えるなら、結婚しかない」と言われるそうで、「22歳までに結婚するのが目標。女の子になって今年で20歳なので」と笑いを誘い、「もう走るのは当分イヤ。でも(TOKIOの)長瀬君に頼まれたら、また走っちゃう」とおどけて見せた。
「シングルマン」は、10月2日から全国で公開。
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