したまちコメディ映画祭、谷啓さんしのび「楽しい葬儀をするつもりで」
2010年9月17日 20:34

[映画.com ニュース] 東京都台東区の浅草と上野を舞台に、国内外のコメディ映画を上映する「第3回したまちコメディ映画祭in台東」(9月16日~20日)のオープニングイベントが9月17日に行われ、タレントのアニマル浜口・京子親子、「落語物語」に出演するピエール瀧、田畑智子、柳家わさび、「こまどり姉妹がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」のこまどり姉妹らが浅草・オレンジ通りのレッドカーペットを練り歩いた。
総合プロデューサーのいとうせいこうは、「音楽、映画、笑いの融合を目指し、最終日には大規模な音楽フェスティバルも開催します。その軸となるのがクレイジーキャッツ」と今回の見どころを語り、当初からコメディ栄誉賞を授与する予定だった故・谷啓さんについて、「大変残念。まるで(受賞が)照れくさくて、隠れるように亡くなられてしまって……」と無念の表情。前夜祭を含めた5日間を「すごく楽しい葬儀をするつもりで、走り抜けたい」と決意を新たにした。

その後、浅草公会堂ではオープニングを飾る韓国映画「国家代表!?」のキム・ヨンファ監督、主演のハ・ジョンウが舞台挨拶に登壇。ヨンファ監督は「過去と現代が融合した、歴史を感じさせる街。たくさんの方々に歓迎していただき光栄」、ジョンウは「人力車に乗れてうれしい。韓国への土産話ができました」と初体験の浅草を楽しんでいた。
同作は実話を基に、冬季五輪誘致のために急ごしらえで誕生した韓国初のスキージャンプ代表チームが金メダル目指して奮闘する姿を描き、ヨンファ監督は「人生は苦しみと喜びの連続。そのどちらかに偏り過ぎるのではなく、2つの感情の調和を意識した。ぜひ、泣いて笑って楽しんでほしい」とアピール。母国での大ヒットをきっかけに、スキージャンプの実業団が誕生したとうれしそうに語っていた。
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