ミラ・ジョボビッチ、六本木にアンデッド500人出現に驚がく!
2010年9月2日 20:01
[映画.com ニュース] ミラ・ジョボビッチ主演の人気アクションシリーズ最新作「バイオハザードIV アフターライフ」のワールドプレミアが9月2日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、ジョボビッチをはじめ、共演のウェントワース・ミラー、アリ・ラーター、物語のカギを握る「T-ウィルス」第一感染者を演じた中島美嘉が出席。来場者約500人が、特製Tシャツを使ってアンデッド=ゾンビに変身すると、キャスト陣はそろって驚がくの表情を見せた。
ウイルス感染爆発から5年後を舞台に、驚異の特殊能力をもつ元特殊工作員アリス(ジョボビッチ)が、わずかに生き残った人間とともに、すべての元凶であるアンブレラ社との新たな戦いのステージ“アフターライフ”へと歩み出る。T-ウィルス感染が始まった、いわば物語のスタート地点である東京でのワールドプレミアに、ジョボビッチらも感慨深げだ。
ジョボビッチはゴールドのワンピース姿で、美脚を披露。「日本で生まれたゲームを原作にしたこの作品を、日本に持ち帰ることができてとてもうれしい。前作以上にアクションにも磨きがかかったし、ゲームからの要素もたくさん盛り込まれている」。そして隣に立つ中島を見つめながら、「何といっても、この映画にはミカが出てるのよ!」と猛アピール。少し照れくさそうな表情を見せた中島は、「日本人として出演できて光栄。撮影は少しの時間でしたが、とても重要な役をやらせていただき、楽しい時間を過ごした」と胸を張った。
「HEROES/ヒーローズ」でおなじみのラーターは、現在妊娠中。前作「バイオハザードIII」に引き続き人気キャラクターを演じる。「ちょうど1年半前に、ミラとポール(W・S・アンダーソン監督)と偶然会って、次回作にクレアが出演すると知り、本当にうれしかった」と述懐。クレアの兄・クリス役でシリーズ初出演を果たすミラー(「プリズン・ブレイク」)は「ファンが多いキャラクターなので、最初は不安もあった。ただ、ミラとアリ、そしてポールがどんなときも手を差し伸べてくれたよ」。これに対し、ジョボビッチは「たまに、彼をボコボコしたけどね」と明かし、会場を笑いに包んだ。
イベントも終盤に差し掛かり、MCが「アー・ユー・アンデッド?」と呼びかけると、来場者は着用していた特製Tシャツを裏返し、見事アンデットに変身。このサプライズに、ジョボビッチらは驚きの表情を見せつつ、大喜びだった。
「バイオハザードIV アフターライフ」は、9月10日全世界同時公開。日本では9月4日、5日に先行公開。