木村多江、思わず窪塚洋介をビンタ
2010年8月28日 14:09

[映画.com ニュース] 木村多江主演で桐野夏生の人気小説を映画化した「東京島」が8月28日、全国120スクリーンで公開。木村をはじめ共演の窪塚洋介、福士誠治、篠崎誠監督は、東京・新宿バルト9で舞台挨拶を行った。
木村は、鹿児島の沖永良部島や徳之島で行われた撮影を振り返り「現場へ行くのにロープを使って下ったり、トイレも歩いて20分くらいのところ。毎日足がつっている状態でした」。さらに、「窪塚さんから罵倒(ばとう)されるシーンはイライラっとしてしまい、撮影が終わってもムカムカして!」と笑いながら振り返っていた。
一方の窪塚は、「だからリハーサルでビンタされたんですね」と蒸し返すと、木村も「思わずビンタしちゃいました」とニッコリ。窪塚も、意に介した様子はなく「2カ月近く軟禁状態でしたが、島と一体化してインスピレーションをもらえた。すごくいい環境で撮れたし、役の変態ぶりに拍車がかかっていればいいな」と話した。
また、劇中で印象に残ったセリフについて、木村は「何がハッピーエンドかは自分で決める」。窪塚と福士は、「素敵ですねえ。何にも覚えてねえ」と口をそろえ、笑いを誘った。それでも、「何にもないけど何でもあるよ」(窪塚)、「ケンタッキー、ショウロンポー」(福士)とひねり出していた。
同作は、旅の途中で嵐に遭遇し、無人島に漂着した43歳の清子(木村)が、同様に島に漂着した23人の若い男たちと共同生活を送るなかで、次第にあらわになる人間の欲望や本性を描く。原作は桐野の同名小説だが、「アナタハン島事件」と呼ばれる実際に起こった事件がモチーフになっていることでも知られる話題作。
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