夏帆、きな子とともに万感の公開初日
2010年8月14日 13:19

[映画.com ニュース] 夏帆の主演最新作「きな子 見習い警察犬の物語」が8月14日、全国253スクリーンで公開。夏帆をはじめ、共演の戸田菜穂、山本裕典、平田満、板東英二、小林義則監督らが、東京・有楽町の丸の内ピカデリー2で舞台挨拶に立った。
夏帆は、「公開初日ということで不安もありましたが、ドキドキしています。多くの皆さんに見ていただきたい」と感無量の面持ち。劇中で警察犬訓練所の所長を演じた寺脇康文は、地球ゴージャスの舞台「Xデイ」の札幌公演で欠席したが「さわやかな気持ちのいい映画。念を北海道から送っておきます。ヤー!」とビデオメッセージを寄せ、笑いを誘っていた。
同作は、警察犬訓練士を目指す18歳の杏子(夏帆)が、コンビを組むラブラドールレトリーバー・きな子とともに試験合格を目標に奮闘する日々を描く。この日も、きな子はドッグトレーナーの宮忠臣に付き添われて登壇。宮氏は「いろんな場面で色んな表情を見せてくれた。100点満点をあげたい」とほめちぎり、あくびをするきな子の姿に夏帆も表情をほころばせていた。
また、板東と小林監督はかけあい漫才を繰り広げた。小林監督が「セリフ覚えています? 17テイクも撮り直しで、フイルム返せって気分です」と先制攻撃。すると、1989年に高倉健と共演した「あ・うん」で、第13回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞したことを引き合いに出し「私が最優秀助演男優賞だということをお忘れなく」と反撃していた。また、主題歌を担当したMetisが「only one~逢いたくて~」を披露した。
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