荻上直子監督、トイレ掃除は「同居しているボーイフレンドにやらせてる」
2010年8月12日 11:43
[映画.com ニュース] 日本とカナダの共同製作映画「トイレット」の特別試写会が8月11日、東京・赤坂のカナダ大使館で行われ、メガホンをとった荻上直子監督が舞台挨拶に登壇。また、祖母とのエピソードを基にした楽曲「トイレの神様」でブレイク中のシンガーソングライター植村花菜が生演奏を披露した。
カナダ・トロントを舞台に、日本からやって来た“ばーちゃん”(もたいまさこ)と風変わりな3兄妹の奇妙な同居生活を描く。全編トロントで撮影した荻上監督は、「スタッフは優秀だし、天気も良くて撮影しやすい。古い町並みも素敵だった」とロケ地を絶賛。ときにはつたない英語でスタッフとケンカする場面もあったというが、「北米で映画を撮りたいという長年の夢が叶った」と感慨に浸った。そして、「半年間過ごしたので、冬は寒くて寒くて。毎日酒を飲んで、体を温めていた」と豪快な素顔ものぞかせた。
一方の植村は、“祖母”“トイレ”という共通項をもつ同作に「すごい偶然。笑ったり泣いたり、ほんまに素敵で面白い映画。監督の小粋なギャグもちりばめられているし、生きていく上での葛藤(かっとう)や分かり合えない歯がゆさも描かれていて、改めて『家族っていいな』と思った」。現在ヒット中の「トイレの神様」は、小学3年生のころからふたり暮らししていた祖母から「毎日トイレをきれいにしていれば、べっぴんさんになれる」と言い聞かされたことがきっかけだといい、「今でもうちのトイレはピカピカです」と誇らしげだった。
これに対し、荻上監督は「うちのトイレ掃除は3週間に1回。同居しているボーイフレンドにやらせてます。だからべっぴんになれなかったのか……」と後悔しきり。「明日からやります」と決意新ただった。
「トイレット」は8月28日から全国公開。
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