全95話の大河ドラマ「三国志」 スケールの大きさに大学教授も太鼓判
2010年8月9日 20:20

[映画.com ニュース] 中国で史上最高額25億円の制作費をかけた大河ドラマ「三国志」の特別試写会が8月9日、東京・シネマート六本木で行われた。「三国志」の権威として知られ、「三国志検定」問題監修も行う大東文化大学の渡邊義浩教授と、「三国志」にまつわる遺跡100カ所以上を訪れて執筆した「三国志男」著者・さくら剛氏がトークイベントに出席した。
同作は、曹操による董卓暗殺未遂から始まり、司馬一族が晋朝を築くまでの約80年間の物語を、全95話でつづる大作ドラマ。
名前のある登場人物は300人、エキストラの兵士15万人など破格のスケールが話題だが、さくら氏は「実際に現地に行ってみると物語で読むよりスケールが小さい部分がある。劉備が馬で飛び越えた檀渓(だんけい)なんて幅が2メートルくらいですし、劉備の奥さんが身を投げた井戸も直径30センチくらいしかない。登場する女性の多くは美女ですが、残されている像や人形は顔面が崩壊しているものが多く、それが忠実に再現されるとホラー映画のようになってしまうのでは」と突っ込み。渡邊教授は、「そのあたりはきちんと演出されているので大丈夫です。美人さんもたくさん出ているので、楽しみにしてください」とフォローした。
また、渡邊教授は同作の字幕監修も担当。「今までの『三国志』と比べて、とても新しいものが描かれている。(原作小説の)『三国志演義』は毎回見どころがあるが、このドラマも毎回主人公が異なり、95回分さまざまな楽しみがある。どこから見ても楽しいドラマに仕上がっている」と太鼓判を押した。
「三国志」DVDは前編となる1~21巻が、10月27日からDVDレンタル開始。12月にDVDボックス発売。22~48巻の後編は、2011年陽春にレンタル&セルリリース予定。
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