「みつばちハッチ」で声優のアヤカ・ウィルソン「虫たちの手伝いしたい」
2010年7月30日 15:43

[映画.com ニュース] タツノコアニメの名作「昆虫物語みなしごハッチ」の誕生40周年を記念し、「おくりびと」の小山薫堂が総合プロデュースを手がけたアニメーション映画「昆虫物語みつばちハッチ 勇気のメロディ」(アミノテツロ監督)。同作に登場する人間の少女アミィの声優を務めたアヤカ・ウィルソンに話を聞いた。
ミツバチの子ハッチが、生き別れになった母親を探す旅の途上で多くの仲間たちとの出会いや別れを経験し、成長していく姿を描く。オリジナルは40年前の作品で、「おばあちゃんから話はよく聞いていました」という。「歌も歌ったりしていました。今回出演が決まって、おばあちゃんは特に喜んでくれました」。アヤカが演じたのは、オリジナル作にはいなかった人間の少女アミィ。突然、虫たちと会話することができるようになったことから、ハッチを助け、友情で結ばれていく役どころだ。
声優は「映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史」と「サンタ・バディーズ 小さな5匹の大冒険」(劇場未公開)に続いて3度目の挑戦。「今もまだまだで、学ぶことは多いです。でも、ここはアドリブを入れられるなと思うときに息づかいを入れてみたり、徐々にタイミングはつかめるようになってきました。初めてのころは、体を動かして余計な音を入れてしまい、やり直しになることもありましたが、最近は体を動かさずにできるようにもなってきました」と成長を実感している。
アミィは、最初は虫が苦手という設定だが、アヤカ自身は「好きなほうです。平気で触れますよ」。今回の作品を通し、「これまでも虫たちに興味はもっていましたが、それでも踏んでしまったりすることもあって……。今後はできるだけ踏まないようにしようとか、なにか虫たちの手伝いができればいいなと思っています」と話す姿は、虫たちへの愛着も増した様子だ。
「虫って怖いとか汚いとか、悪いイメージを持っている人が多いと思います。でも、たとえばハチだったら花粉を運んで受粉させたり、地球のために助けになっています。そうやって植物が増えれば温暖化も減って、私たち人間も住みやすくなります。だから、確かに人間と虫は遠い存在かもしれませんが、すごく大切にしていかなくてはならないと思うんです」
「昆虫物語みつばちハッチ 勇気のメロディ」は7月31日から全国で公開。
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