D・ラドクリフ、映画版「黒衣の女」に主演
2010年7月21日 11:30
[映画.com ニュース] ダニエル・ラドクリフが、スーザン・ヒルの小説「黒衣の女 ある亡霊の物語」を映画化するゴシック・スリラー「ザ・ウーマン・イン・ブラック(原題)」に主演することが決定した。英BBCが19日(現地時間)、報じた。
若き弁護士アーサー・キップス(ラドクリフ)は、亡くなった老夫人の遺産整理を命じられ、イギリスの片田舎を訪れる。キップスは、すぐに孤立した「うなぎ沼の館」に隠された亡霊の秘密を発見し、恐ろしい出来事に巻き込まれることになるという物語。
「バイオレンス・レイク」のジェームズ・ワトキンス監督がメガホンをとり、「スターダスト」や、今年アメリカでスマッシュヒットを放った「キック・アス(原題)」のジェーン・ゴールドマンが脚色を手がける。今秋クランクイン予定。
ラドクリフはBBCのインタビューに「『ザ・ウーマン・イン・ブラック』に出演することに、とてもワクワクしているよ。ジェーン・ゴールドマンの脚本はとても美しい仕上がりになっている。優しさと恐怖が同じぐらい共存しているんだ」と話している。
製作会社の英ハマー・フィルム・プロダクションは、今年のカンヌ映画祭で同作を3Dで製作すると発表していたが、このプランは現在のところ保留となっているという。
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