ジェーン・フォンダ、38年ぶりフランス映画に主演
2010年7月9日 11:13
[映画.com ニュース] ジェーン・フォンダが、フランスのコメディ映画「Et Si On Vivait Tous Ensemble」に主演することが分かった。フォンダにとって、仏映画への出演は1972年のジャン=リュック・ゴダール監督作「万事快調」以来38年ぶりとなる。
老人ホームに入ることを避けるため一緒に暮らすことにした5人の旧友たちが、老齢人口についての卒業論文に取り組む若いドイツ人学生と同居することになるという物語。フォンダはフランスで長く暮らし、学生と仲良くなるアメリカ人女性を演じる。メガホンはステファーヌ・ロベリン監督がとる。
フォンダは2001年に女優業引退を宣言したが、05年にジェニファー・ロペスとの共演作「ウエディング宣言」でカムバック。「Et si on vivait tous ensemble」に続き、ブルース・ベレスフォード監督「ピース、ラブ、アンド・ミスアンダースタンディング(原題)」への出演も決まっており、本格復帰に映画業界の期待が高まっている。ニューヨーク出身のフォンダは、女優を志す以前、画家を目指してパリに留学していたこともある。