リンジー・ローハン懲役90日の判決に涙
2010年7月7日 11:55
[映画.com ニュース] リンジー・ローハンに7月6日、2007年に起こした薬物使用事件後の執行猶予規定を破った罪で、懲役90日の実刑判決が下った。判決の直後、ローハンは泣き崩れた。
裁判では証人の供述により、執行猶予期間中のローハンが、週1回のアルコール教育クラスへ出席する義務をたびたび怠り、無作為の薬物検査にも応じていなかったことが明らかになった。さらに「裁判所にほとんど敬意を払わなかった」ことも、判決理由に含まれた。
ローハンは判決前、アルコール教育クラスを数度欠席したことについて「私は命じられたことはやりましたし、仕事と出席のバランスをとるためにベストを尽くしました。(欠席したのは)休暇を取っていたわけではないのです」と涙ながらに弁明。しかし、裁判官はこれを「不誠実な謝罪」だとして一蹴した。
ローハンは7月20日に改めて出頭し、収監されることになっている。それまで、かねて義務づけられていたアンクレット型アルコール検知器も、ひきつづき足首に装着しなければならない。90日間の懲役は、検察側が要求した期間の3倍の長さ。判決によりローハンには懲役後さらに90日間、薬物乱用に関する入院プログラムに参加する義務も課せられた。判決後、その場に居たローハンの父親と妹も泣き崩れたという。