陣内孝則&塚本高史、新ユニットで「ポケモン」主題歌狙う!?
2010年7月4日 17:38

[映画.com ニュース] 人気アニメの劇場版第13弾「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者ゾロアーク」の完成披露試写会が7月4日、都内で行われ、声優として出演した陣内孝則、加藤夏希、塚本高史、山寺宏一、中川翔子、湯山邦彦監督らが舞台挨拶に立った。
声優初挑戦の陣内は、「人気も実力もなく30年もやってきたので、声優なんて出来るか不安でした。声だけだと人柄の良さが出ないし、自分の持ち前の透明感も出せないので困りました」とニヤリ。町を支配するメディア王という役どころについては、「遠くアラブのことわざに、人に魚を与えれば1日の糧(かて)になる、人に魚の釣り方を教えれば一生の糧になるというものがあります」と“陣内節”をさく裂させ、笑いを誘っていた。
塚本は、そんな陣内を見て「やっぱり陣内さんって天才だなあ。どこへ行っても沸かせられる」と感心。「ほめられると伸びるタイプです」と照れた陣内だったが、塚本が「陣内さんの声が先に入っていて、すごくやりやすかった」と話すと、「すごく不愉快だ。芸能界の序列も何もあったもんじゃない!」とまくしたてるなど、丁々発止のやり取りにファンは大盛り上がりだ。
そんな2人は、映画「ロッカーズ」(03)で監督と出演者でタッグを組んだ間柄。陣内は、「塚本くんはギターができるし、一緒にやろうかな。僕はブブゼラを吹きます」と新ユニット結成を示唆。塚本も乗り気で、「来年の『ポケモン』の主題歌に、ぜひお願いします」と湯山監督にアピールしていた。また、主題歌を手がける「スキマスイッチ」が登場し、「アイスクリーム シンドローム」を生演奏した。
同作は、サトシとピカチュウ一行が「ポケモンバッカー・ワールドカップ」を観戦するために訪れた美しい町クラウンシティが、幻影を自在に操るポケモン・ゾロアークによって破壊されてしまう。さらに、20年ぶりに町へ戻ったセレビィにも危険が迫るというストーリー。
「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者ゾロアーク」は、7月10日から全国で公開。
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