渡辺大、3億円事件を通じ父・渡辺謙と「不思議な縁を感じた」
2010年7月1日 22:33

[映画.com ニュース] 昭和最大のミステリーといわれる「3億円事件」を題材にしたサスペンス「ロストクライム 閃光」の公開記念イベントが7月1日、都内のバーで行われ、主演の渡辺大、伊藤俊也監督がトークショーに立った。
同作は、元ジャーナリストの作家・永瀬隼介による小説の映画化で、出世を夢見る若手刑事と定年間際のベテラン刑事のコンビが「3億円事件」の真相に迫っていく姿を描く。
「プライド 運命の瞬間」以来、商業映画としては実に11年ぶりのメガホンとなった伊藤監督は「あまりブランクを感じていない。どんな3億円事件オタクに突っ込まれてもいいように、事件の全容をきっちり描くことを徹底した」と自信をのぞかせた。
渡辺は、「女囚さそり」シリーズの生みの親として知られる巨匠・伊藤監督との初顔合わせに、「ちょっとでもナメたことしたら灰皿がぶっ飛んでくるんじゃないかと緊張していた。実際は撮影中もフランクで、監督の方から距離を詰めてきてくれた」と述懐。一方の伊藤監督は、「大くんの第一印象は“好青年すぎる”。だけど武田真治くんのような魅力的な俳優を前にしても、それにきっ抗する芝居をしていたのでさすがだなと思った。家庭ではいいお父さんでいてほしいけど、映画という想像の世界では、もっとはみ出して狂い咲いてほしい」と今後の活躍に期待を寄せた。
また渡辺は、父・渡辺謙がTVドラマ「刑事一代」で「3億円事件」を担当した伝説の刑事・平塚八兵衛を演じた直後にめぐってきたオファーに「不思議な縁を感じた。脚本家の方も一緒で、偶然が3つくらい重なって実現した」と感慨に浸った。
「ロストクライム 閃光」は角川映画配給で、7月3日から全国で公開。
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