審査委員の佐野史郎、「独断と偏見に満ち満ちた好きなものを選ぶ」
2010年6月21日 19:01

[映画.com ニュース] 今年で7回目を迎える埼玉県川口市主催の「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2010」の全プログラムが決定し、6月21日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で、審査員を務める俳優の佐野史郎、映画パーソナリティの襟川クロらが記者会見を行った。
同映画祭は、デジタルシネマのクリエイターを発掘・育成する目的で設立され、今年は過去最多となる世界85の国と地域から長編・短編あわせて810本もの作品がエントリーされた。
短編部門の審査員に選ばれた佐野は、「責任の重さを感じている。私が審査をするなんておこがましいが、ヒューマニズムや心温まるエンターテインメントといったジャンルに縛られず、独断と偏見に満ち満ちた好きなものを選ぼうと思っている。何よりも素晴らしい作品との出会いが楽しみ」と意気込みを語った。襟川は「(審査員に)選ばれてびっくりしている。年間600本もの新作映画を見ているので、その観察眼を活かしてさまざまな個性や想像力を発見したい」と話し、総合プロデューサーの八木信忠氏も「現像所のない国でも映画が作れるということを発信していきたい」とデジタルシネマの可能性に期待を寄せた。

また、若手映像クリエイターの支援を目的としたプログラム「D-MAP2009」によって製作された、埼玉県を舞台にした映画「ネムリバ」の完成会見が行われ、主演の小野まりえ、園田新監督が登壇した。「USB」「キリトル」などミニシアター系の作品を中心に活躍する小野は「生まれ育った埼玉を舞台にした作品なので、プレッシャーがあったしすごく緊張した。地元の皆さんの支えに感謝している」と挨拶した。
「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2010」は、7月23日~8月1日まで埼玉県川口市のSKIPシティにて開催される。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ガンニバル
【衝撃の問題作】なぜ世界は「ガンニバル」にハマるのか? “絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

BETTER MAN ベター・マン
【観ないとぜっったい後悔する】「グレショ」監督最新作!ラスト5分の破壊力に、感動を超えて放心状態
提供:東和ピクチャーズ

劇場版モノノ怪 第二章 火鼠
同僚にあまりにオススメされるので、ミリしらで観たら不覚にも秒で沼にハマって大変なことになった話
提供:ツインエンジン

すごすぎて言葉にならない映画
【人類史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】よく考えずに転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画館は高すぎる!?
【そんなあなたに…衝撃の価格破壊!】2000円→750円になる裏ワザあります
提供:KDDI

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

ディズニープラス デジタルギフトカード(通常価格5,940円)が当たる!
「ガンニバル」シーズン1をちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)