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第7回東宝シンデレラ開催!長澤まさみがスカウト係長に

2010年6月21日 16:28

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部長&係長が未来のシンデレラにエール
部長&係長が未来のシンデレラにエール

[映画.com ニュース] 東宝創立50周年を記念し、1984年にスタートした「東宝シンデレラオーディション」が5年ぶりに復活することになり、6月21日、東京・お台場のシネマメディアージュで「第7回東宝シンデレラオーディション」記者発表が行われた。第2回審査員特別賞の水野真紀、第5回グランプリの長澤まさみが、シンデレラスカウト隊としてオーディションをPRした。

スカウト部長に任命された水野は、「最初は腰掛け程度のつもりで女優の仕事を始めましたが、どんどん夢中になっていった。とうとう部長にまで出世しましたが、私には(第1回のグランプリ)沢口靖子という上司がおります。現在、京都に出張しておりまして」と挨拶。また、オーディションに応募したきっかけを「男の子にフラれたから。女優さんは特別な人がなるものだと思っていたが、もし賞を取ったら悔しがるかなと思って。腹いせですね」と述懐し、水着審査があまりに恥ずかしく楽屋で泣いていたら、東宝の関係者が「グランプリを取れず悔し泣きしている。根性がある」と勘違いし、契約に至ったエピソードを披露した。

一方、水野の部下にあたる係長となった長澤は、「まだまだ新入社員といった気持ちですが、これから東宝に入る後輩のために頑張っていきたい」と抱負を語り、12歳で受けたオーディションについて、「募集広告に大好きな部長(水野)の写真が載っていたので。当時はモデルさんの仕事に興味もありましたし」。水野は第5回の審査員を務めており、「役の入り方が早いなと思いました。反射神経がいいんだなって」と長澤の演技審査を振り返った。

水野は「東宝は舞台、映画、テレビ番組の製作をしているので、幅広い活動ができる方がいいと思う。東宝は本気なので、本気のガッツある方の応募をお待ちしています」、長澤は「その人にしか出せない世界観や雰囲気をもった人がいい」と未来のシンデレラにエール。会見に同席した高井英幸氏(東宝株式会社取締役社長・兼東宝芸能株式会社代表取締役社長)は、「ライバルが増えることになるが、愛社精神で頑張ってほしい」と水野と長澤のふたりを激励した。

第7回東宝シンデレラオーディションは7月1日から応募を開始し、2011年1月下旬にグランプリが決定する。第1次、第2次審査は全国のTOHOシネマズ劇場で実施されるほか、ウェブ審査、合宿審査など新たな試みも行われる。応募締切りは9月6日。

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