青山真治監督、短編「DOWN」でダメ人間へエール
2010年6月12日 13:10

[映画.com ニュース] 「EUREKA ユリイカ」「サッド ヴァケイション」など国内外で高い評価を受ける青山真治監督の短編映画「DOWN」が6月11日、米アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル 2010」に新設された「ミュージックshort クリエイティブ部門」で特別上映され、青山監督が都内で舞台挨拶に立った。
「ミュージックshort クリエイティブ部門」は、レコード会社や一般応募者からエントリーされた楽曲をテーマに、クリエイターが自由に映像作品を制作するセクション。青山監督が選んだのは、アコーディオン・ミュージシャン「マルカート」の「マロニエ通り」で、ひたすら倒れ込む人々を描写し、絶望や再生などを独特な世界観で表現した。
青山監督は、選曲の決め手を「映像やそこに映る人物、それらすべてが詩であると考えて、30曲くらいのなかからインストゥルメンタルの曲を選んだ。いたってシンプルに、人がぶっ倒れるだけをひたすら撮っていたら、それだけでなかなか面白かった。出来には満足している」と自信をのぞかせた。さらに、「撮っていて、単純な動きが一番伝わりやすいという発見があった。ダメな人は倒れてもなかなか立ち上がれない。『それでも、とりあえず頑張っていこうよ!』という思いをこめた」と説明した。
「ショートショート フィルムフェスティバル 2010」は6月10~13日が表参道ヒルズスペースオー、同16~20日がラフォーレミュージアム原宿で開催される。
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