「エルム街の悪夢」フレディと楳図かずおがコラボ 鉤爪で「グワシ」
2010年6月11日 11:22

[映画.com ニュース] 「トランスフォーマー」シリーズのマイケル・ベイ監督がプロデュースした、1984年の大ヒットホラーのリメイク「エルム街の悪夢」が間もなく日本で公開される。観客を恐怖の底に陥れる同作の名物キャラクター・フレディといえば、赤と緑のボーダーセーターに鉤爪が特徴だ。このほど、日本を代表するホラー漫画の巨匠であり、やはりボーダーの着こなしに定評のある楳図かずおが、鉤爪とフェドラー帽で「グワシ」ポーズをキメた。
殺人鬼フレディの悪夢に怯える若者5人のうち、仲間の1人が現実に殺害され、残された者たちは眠ることをあきらめて謎の真相を探るというストーリー。今回は、フレディ役を「リトル・チルドレン」でアカデミー助演男優賞にノミネートされたジャッキー・アール・ヘイリーが演じている。
新作を鑑賞した楳図は、「眠ると危ないというアイデアがすごい。眠りという人間の持っている本能の部分に焦点を当てたところが、優れた点ですね。お化け屋敷に入ったように楽しめました」と満喫した様子。楳図にも子どものころからみる悪夢があるそうで、「下から水がどんどん増えてきて、ひたすら上に逃げる。水に追いかけられる夢」をよく見るそうだ。フレディについては、「憎たらしいけど可愛らしい。暗くて重いだけではなくて、気楽な感じがいいですね。ボーダーを着ているのも共感できます(笑)」と語り、「ボーダーはピカソも愛用していましたが、反抗精神の表れでもあるんですよ。僕はボーダーは模様の原点だと思うんです」と持論を展開した。
「エルム街の悪夢」はワーナー・ブラザース配給で、6月26日日本公開。
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