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ジェーン・カンピオン、6年ぶりの新作に思い入れたっぷり

2010年6月11日 15:28

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自身を男っぽい性格と語るカンピオン監督
自身を男っぽい性格と語るカンピオン監督
(C) 2009 Apparition, All Rights Reserved.

[映画.com ニュース] 25歳でこの世を去った19世紀イギリスの代表的なロマン派詩人ジョン・キーツと、恋人ファニー・ブローンの悲恋を、ファニーの視点から描いた「ブライト・スター いちばん美しい恋の詩」(公開中)。「イン・ザ・カット」以来、6年ぶりの長編映画となるジェーン・カンピオン監督が製作背景を語った。

「キーツの詩そのものより、彼らのイノセントな関係にひかれたの。特にキーツがファニーに宛てた現存するラブレターを読んで心打たれたわ。ふたりはキーツが23歳、ファニーが18歳のときに出会って、お互い初恋で恋愛を通して自分を発見した。そんな彼らの絆(きずな)はとても美しい。物語をファニーの視点から描いたのは、それが観客も彼女とともにキーツのことを好きになれる最良の方法だと思ったから。同時に、詩のことを良く知らない彼女とともに、映画が進むにつれて見る者も詩の世界になじむことができると思ったのよ」

キーツを演じるのは、カンピオン監督が「猫のような美しい生き物」と称する、「パフューム/ある人殺しの物語」のベン・ウィショー。ファニー役には、「キャンディ」でヒース・レジャーと共演し注目を浴びたアビー・コーニッシュが扮している。映画は冒頭、ファニーが裁縫をしているシーンから始まるが、自分の着るものを自らデザインして作ってしまう独立独歩のキャラクターは、どことなくカンピオン監督自身にもつながるようで興味深い。

「彼女は初期のフェミニストかって? 女性なら誰でもフェミニストなのではないかしら。だって女性としての視点で物事を見ているわけだから。私はこの作品に、女性としての観点やセンスをもたらした。でも男性にも女性的な部分はあるし、私自身とても男っぽい性格だと思っているわ(笑)」

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