黒木瞳、「ラブ・アゲイン願望あります」と大胆告白
2010年5月31日 15:08

[映画.com ニュース] 女優生活30周年を迎えた黒木瞳が5月31日、「私の場合 ブレない大人への段階」(講談社)の刊行記念会見と握手会を都内の書店で行った。同書は雑誌「Grazia」の人気連載をまとめたエッセイ集。黒木は宝塚時代や母親のこと、自身の加齢についてなど知られざる素顔をつづっている。
花柄のシックなドレスで登壇した黒木は、「私だって泣いたり失敗したりするので、“私の場合は”こう生きてきたと、女性たちにエールを送りたかった。記憶をたどりながら、鶴が機を織るように一生懸命に書きました」。その半生を赤裸々(せきらら)につづる内容に、「ここまで書いていいのかなって、涙しながら書いたり消したりを繰り返す辛い回もあったが、誰かの勇気になるならと頑張った」と明かした。
1年半に及ぶ連載は「苦しかった」というが、「家族に見守られながら、元気に仕事ができて、それをお客さまに喜んでいただく。連載を続けながら、そのありがたみを再確認できました」とニッコリ。現在はドラマ「同窓会 ラブ・アゲイン症候群」で不倫に心揺れる主婦を演じており、「ラブ・アゲイン願望、あります!」と大胆告白するひと幕も。それでも、「今も昔も仕事が一番、家庭は二番。不自由させているが、夫も娘も理解してくれている。女優生活30年で出会った方々の誰が欠けても、今の私はない」と感謝した。そして、「皆さんの中にも“私の場合”があるはず。今後も皆さんとご一緒に清く正しく生き続けていければ」と抱負を語った。
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