D・ホフマン&A・ホプキンス、親友役で共演
2010年5月21日 15:04
[映画.com ニュース] ダスティン・ホフマンとアンソニー・ホプキンスが、第2次世界大戦下のロンドンを舞台にした映画で共演することが分かった。
名優ふたりの共演の場となるのは、英音楽ジャーナリストで作家のノーマン・レブレヒトの長編小説「The Song of Names」の映画化企画。両親をナチスに殺されたポーランド系ユダヤ人でバイオリンの神童ドビドルと、彼を保護する英国人一家の息子マーティンとの40年以上に及ぶ友情を描く。
ストーリーは、デビューコンサート前夜にナゾの失踪をとげたドビドルのその後を追うという、ミステリー要素が織り込まれた作品だ。キャスティングは明かされていないものの、東欧系ユダヤ人の血をひくホフマンが40年後のドビドルを演じるものと思われる。
「砂と霧の家」「ダイアナの選択」のバディム・パールマン監督がメガホンをとり、「ナイロビの蜂」のジェフリー・ケインが脚色を担当。パールマン監督作の常連で、「タイタニック」でアカデミー作曲賞を受賞したジェームズ・ホーナーが音楽を手がける。