エマ・ワトソン、「ハリポタ」以外で初の映画出演
2010年5月20日 16:18

[映画.com ニュース] 「ハリー・ポッター」シリーズのハーマイオニー役で知られる英女優エマ・ワトソンが、初めて同シリーズ以外の映画に出演することになりそうだ。
英エンパイア誌によれば、ワトソンは、スティーブン・チョボウスキーのヤングアダルト小説「ウォールフラワー(原題:The Perks of Being a Wallflower)」の映画化作品への出演がほぼ決定したという。同作は、周囲から壁の花と称される内気で小柄な15歳の少年チャーリーが、自分のなかにいる「トモダチ」に向けて日々の出来事や思いをつづる書簡形式の小説。セックスやドラッグ、自殺といった問題に対する率直なアプローチで、99年の刊行以来、アメリカのティーンエイジャーのバイブル的存在となっている。
映画化にあたって、原作者のチョボウスキーが自ら脚色と監督を務める。なお、主人公のチャーリーには、「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」のローガン・ラーマンが決定している。ワトソンの役どころは現在のところ不明。
ワトソンが、これまでに「ハリー・ポッター」シリーズ以外の作品に携わったのは、アニメ映画「ねずみの騎士デスペローの物語」(2008)への声の出演と、BBCのTV映画「バレエ・シューズ」(07)の2本のみ。女優としての新境地が期待できそうだ。
関連ニュース





