「SATC2」秘話 ロケ地はアブダビでなく実はモロッコ

2010年5月13日 12:46

いちばん得するのはなぜかアブダビ
いちばん得するのはなぜかアブダビ

[映画.com ニュース] 6月4日に日本公開が迫った人気TVシリーズの映画化第2弾「セックス・アンド・ザ・シティ2」は、主人公の女性4人がニューヨークを飛び出し、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビを旅する内容だが、物語の当初の設定では同じUAEのドバイが旅の舞台だった。

前作に引き続き監督と脚本を務めるマイケル・パトリック・キングは「今、惜しげもなく大金を使ったゴージャスな旅ができるのは、ドバイだと考えました」と米映画サイトCollider.comに語っている。

しかし、製作総指揮も務める主演のサラ・ジェシカ・パーカーを含む製作サイドが、ドバイ当局に観光スポットをふんだんに盛り込んだ脚本を提出して懇願したにもかかわらず、撮影許可は下りなかった。理由は、タイトルにある「セックス」という言葉がモラルに反するというものだった。

製作サイドは、舞台をドバイと並ぶ中東のリッチなアブダビに変更し撮影許可を申請するが、ドバイから圧力がかかり同様の結果だったという。「『セックス』という言葉のコンセプトや、自由ほん放な女性たちの物語が、彼らにとっては少し進み過ぎていたようですね(笑)」とキングはコメントしている。

結局、設定はアブダビのまま、撮影はすべて北アフリカのモロッコで行われた。モロッコでは、映画史的にも「アラビアのロレンス」などアラブの砂漠地帯を舞台としたハリウッド映画の撮影が多く行われている。アブダビのザ・ナショナル紙は、アブダビを舞台とした映画を見たファンが大挙して同国を訪れるため、多大な観光収入が見込めると予測している。

(映画.com速報)

DVD・ブルーレイ

Powered by価格.com

関連ニュース